ご挨拶

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静岡医師会健診センター MEDIO：所長のご挨拶

令和6年6月より所長に就任いたしました水谷暢秀です。

私ども「静岡市静岡医師会健診センターMEDIO」は、昭和38年に「静岡市医師会付属臨床検査センター」として東草深の旧医師会館に開設され、地域の皆様の健康管理をサポートしてまいりました。平成7年には健診部門専門施設「MEDIO(メディオ)」を新静岡センター7階に開設しました。人間ドックや職場健診に対応出来る体制の整備や施設の拡充を図り、平成14年9月に「静岡市医師会健診センター」として新たにスタートし、平成15年4月の静清合併にともない現在の名称に変更されました。

平成26年4月には、葵区の呉服町タワーの完成とともに同タワー2階に移転し、最新の設備とともに皆様により一層高品質な医療サービスを提供出来るようになりました。CT・MRI検査は東草深の施設にて継続して行っておりますが、MRI機器は様々な映像や音楽を視聴しながら受けられるシステムを導入し、よりやさしい検査環境となっております。また、令和4年6月には、同タワー1階に健康づくりの情報発信の場となるよう「MEDIO TERRACE(メディオテラス)」を開設いたしましたので、呉服町界隈に来られた際には是非お気軽にお立ち寄りください。

当センターでは、職場健診や個人健診を通じて、病気の予防と早期発見、さらに早期治療を目指し、地域のかかりつけ医と連携して健康管理を行っています。特に、生活習慣病の予防や健康増進に力を入れており、保健師と管理栄養士による食事や運動のアドバイスも充実させています。

現代の日本において、急速に進む高齢化は社会全体に大きな影響を与えており、健康寿命の延伸がますます重要視されています。健康寿命とは、ただ長生きするだけでなく、健康で自立した生活を送ることができる期間を指します。この健康寿命に影響を及ぼす認知症や脳卒中、心臓疾患を予防するには、生活習慣病の早期発見・早期介入が重要であります。

健康長寿社会の実現に向け、さらに施設を充実させ、専門スタッフによる精度の高い健診を提供し続けたいと思います。また、引き続き「明るくて受診しやすい」施設として、皆様に親しまれる健診センターであるよう、職員一同努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

静岡市静岡医師会健診センターMEDIO
所長　水谷暢秀